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WORLD TIPS
 
パリから少し足を延ばして 〜ル・コルビジェの代表作を体感!
2001/6/8
20世紀の建築を語る上で、真っ先にあがる名がル・コルビジェ。
皆さんご存知のシェーズロング・
LC2などのチェアをデザインしたことでも有名です。
昨年、パリへ旅した際に少し足を延ばして、ル・コルビジェの代表作である「サヴォア邸」と「ロンシャン教会」を体感してきました。
どちらも
1歩足を踏み入れた瞬間、すばらしい空間に息をのみました。
百聞は一見にしかず。これから訪れる方のご参考になれば嬉しいです。

 
サヴォア邸
1929年、保険会社重役だったピエール・サヴォアから設計依頼を受け、1931年竣工。
パリ郊外の静かな住宅街にひっそりとたたずんでいます。
ピロティ・水平横長の窓・自由なプラン・自由なファサード・屋上庭園の「近代建築5原則」を具現化した、まさに近代建築の出発点といえる住宅。
パリから
PERPoissy下車。駅前よりNo.50 La Coudraie行きバスにて、Lycee Le Corbusierで下車。
このバスの待ち時間がありますが、パリ市内から約
40分くらい。
AM9:00くらいにパリを出発して、お昼すぎには市内に戻れるので、午前中のスケジュールに入れることをおすすめします。

B2,Chemin de Villieres 78300 Poissy
火曜・祝日休館。時間は要確認。
ピロティ
リビング
屋上庭園
バスルーム
ピロティ・横長窓。
石積みのヨーロッパ建築に軽やかさをもたらしたデザイン。
リビングから屋上庭園を望む。
LC2チェアが置いてありました。
屋上庭園。
あいにくの曇り空でしたが、大きな開口部からは明るい光が降り注ぐことでしょう。
バスルーム。
ブルーのタイルを使用。
手前は入浴中の休憩スペース。
シェ−ズロングチェアに似ているような・・・。
       
内部
壁面
   
外観と異なり、内部に入って驚いたのはカラフルな壁面。
パステルやビビットなど多彩な色が使われていました。
鮮やかなブルーの壁面。    
 
ロンシャン教会
1950年、礼拝堂再建の依頼を受けてコルビジェはこの地を訪ね、1955年竣工。
スイスとの国境に近いフランス東部、小さな村の小高い丘にあります。
コルビジェ最晩年の作品で、上記のサヴォア邸と同一設計者とは思えないユニークなデザインです。
パリ、リヨン駅(AM8:52発)からTGVでブザンソン下車。約15分の待ち時間後、ローカル線に乗り換えてベルフォール駅下車。
帰りの出発時間をチェックして、駅前からタクシーで約1時間(教会見学中の待ち時間込みで往復500フランが相場。運転手さんと交渉すべし!)。
他にもパリからの順路はあるようですが、知人に聞いて行ったこのルートが最も接続がいいようです。
パリから片道約4時間半!ほとんど1日がかりになりますが必見の建築物です。

Chapelle Notre Dame du Haut,Ronchamp Tel:03-84-20-65-13
休館日・見学時間は要確認。
ロンシャン教会
祭壇
建物内部
窓部分
今まで見たことのない圧倒的な存在感でした。 外部にも祭壇が設けられています。
竣工当時は実際にここでミサが行われていたとのこと。
建物内部。
建築家 安藤忠雄氏がこの空間に魅せられ、3日続けて訪れたそうです。
無数の窓から赤や青の光が溢れ、荘厳な雰囲気。
窓部分のディティ−ル。
ステンドグラスがはめ込まれて
います。
ざらっとした壁面は石灰吹付け。
       
円柱部分内部
   
上左写真の円柱部分内部。